2009年11月30日月曜日

友だちを選ぶ

主人は仕事に疲れると人生相談をよむ趣味があります.昨日こんな相談がのっていることを教えてくれました.

たしか、その人は「自分の友だちが人のうわさ話、悪口ばかり言う人たちでつきあっていると疲れるから一緒にいたくない.自分で趣味のガーデニングをしていた方がずっといいけれど、そうすると友だちが一人もいなくなりそうでこわい」と相談していたように記憶しています.

価値観が合わない人を友だちに持つことほど不幸なことはないと言うのが私の持論です.自分が持っている価値観を曲げてまでつきあいたいとはあまり思わないだろうと思うし、つきあわなくてはならないのであれば多分ストレスがたまるでしょう.でも人間は一人で生きていけませんから、友だちをなくすことは本当にこわいことです.しかしそこで、逆に考えてみると、ここで言えば人のうわさ話、悪口を言う人たちとおつきあいをしていたらまわりの人たちからはこの人もそういう考えを持っている同類と思われますよね.そうしたら実際に自分がお友だちとしてつきあいたい人たちが避けて離れていっているかもしれないんですよ.自分で自分を誤解させている.ここは思い切って一人になってしまった方がまた新しいお友達に巡り会う機会も増えるだろうし、まわりの他の人たちがこの人を見る目が変わるのにと私は思いました.勇気がいることですが、長い目でみたらその方が自分に正直になれてハッピーに毎日を送れるのではないかしら?

長い間アメリカに住んでいると一人でいることがだんだん平気になります.なぜかとてもいそがしいアメリカ人たちなのでそうそう長々とランチやらお茶をする機会はあまりありません.自分でいかに自分の時間を有効に使うか、それがひどく得意になったように思います.逆に人付き合いが面倒くさくなっているかも、とときどき心配にもなりますが...「過ぎたるは及ばざるがごとし」ですね

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