2009年10月12日月曜日

「自分」に溺れている人たち

最近のニュースを読んだり見たりする時に気になることがたくさんあります.それは非常にたくさんの人が

「自分」「自分の権利」「自分は正しい」という観点からものを見ていること.他の人の意見を聞こうとするようで実は全然聞いていない.自分が聞きたいことだけを選んで聞いているからいつの間にか自分のまわりは「自分が聞いていて心地よい」人たちで固められている.こんな風潮がいつの間にか始まっている.

人の意見を聞けなくなったら人間としての進歩は止まってしまう、というのが私の考え.たとえ異なる意見でもとりあえず耳を傾けてみると「なるほど」と思う所もたくさんあるはず.それを最初からシャットアウトしてしまうのでは「自分」の幅は広がらず成長できません.

しかも自分と違う意見を聞かないどころかまるでその人が悪い人かのように悪口を言う人たちまであらわれたりしてね.とにかく他の人の意見に耳を傾けましょう.耳を傾ける、ということはその人たちの言いなりになることではないですよ.とりあえず意見を自分の中に取り入れてそこで考える.考えてみて「なるほど、こういう考え方もあったのね」と受け止める.そこが始まり.

特に自分が「悲劇のヒロイン、ヒーロー」になっている人にこの傾向が多い.自分が聞きたいことだけを聞くものだから、だんだんまわりも面倒くさくなって同じことしか言わなかったり、離れていったり.だから残るのは「烏合の衆」です.

自分のまわり、もう一度見回してみてください


いろいろブログを試したけれど、結局このブロガーが一番使いやすく,見やすいということでここに落ち着きました.


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